区民まつりで「紙芝居」と「税金クイズ」
大阪・東成納連
大阪府連・東成納税貯蓄組合連合会(網野芳生会長)は、地域密着の活動として11月12日に開催された東成区民まつりに出展し、集まった子供達を対象に「紙芝居」や「税金クイズ」による租税教育活動を行った。
東成納連は、独自で紙芝居「うちゅうじんがやってきた」を作成している。宇宙人が地球の大阪・東成に不時着、初めての地球に興味津々の宇宙人に「街がきれいで整備されているのは税金のおかげなんだよ。」と地元の子供達が教えてあげるというお話。
女性部(酒井嘉代子女性部長)の皆さんが、表情豊かに読み聞かせると、集まった子供達も自然にお話の世界へと吸い込まれていき、終わった時は「面白かった。」「税金は私たちの生活に役立っていることがよくわかった。」と、それぞれの心に税金の大切さを刻んでくれたようだった。
また、「税金クイズ」は、子供達にもなじみやすい身近な税についての質問を用意、正解者にはプレゼントを配付したところ、300名を超える参加者が楽しんでクイズに答えていた。
東成納連は、これからも地域に根差した活動を通じて「税の大切さ」を伝えていきたいと考えている。
税の作文審査で大学生が奮闘
長崎県納連
長崎県納税貯蓄組合連合会(園田忠義会長)は令和5年度の中学生の「税についての作文」審査を9月29日、長崎税務署の会議室で実施した。
当日は、地区(署)連の会長、税務署の担当官と一緒に長崎大学、長崎純心大学の学生3名も審査に参加した=写真。長崎県連では平成30年度にも大学生に審査を依頼しており、今年は2回目。
審査に参加した学生は「普段は税金を意識することがないので、学校の授業で税金を取り上げることが必要」「貴重な機会をいただいて、非常に学ぶことがあった」などと感想を述べた。
全国納税貯蓄組合連合会も審査する大学生にも税に関心を持ってもらうことになり、素晴らしい施策だと歓迎している。
なお、長崎県内の中学校145校から7,523編の応募があり、長崎県連に進達された23編を審査した。
作文審査会がスタート
埼玉・熊谷納連
埼玉県の熊谷税務署管内納税貯蓄組合連合会(飯島賢二会長)には今年も7,680編=写真=の「中学生の税の作文」の応募があった。
同会では9月6日から9月15日まで4日間に分けて、第一次審査、第二次審査、最終審査会を実施した。
審査会にはPTAの役員、退職校長会会員、税理士会、納貯組合員など90人が参加した。
全納連が第66回定時総会を開く
新会長に藤波一博氏を選出
全国納税貯蓄組合連合会はさる6月14日、東京・上野精養軒で令和5年度の第66回定時総会を開いた。
当日は、総務大臣代理の鈴木清大臣官房審議官、阪田渉国税庁長官ら多数の来賓を迎え、全納連の役員、代議員、青年部・女性部協議会委員約70人が出席した。
総会では、①令和5年度の事業計画、②同収支予算、③青年部、女性部の再構築などを全会一致で承認した。
また、5年度は全納連役員の改選期に当たり、栃木県連会長の藤波一博氏が新会長に選出された。飯島会長は名誉会長となった。
藤波会長は「役員会、専門部長会と連携協議を図り、納税道義の高揚、及び税知識の普及・啓蒙に精一杯努めます」と所信を述べた。(写真は就任の所信を述べる藤波新会長)
全納連創立65周年記念式典を開催
「納税貯蓄組合は国民の財産である」と宣言
全納連主催、国税庁後援による「全国納税貯蓄組合連合会創立65周年記念式典」が定時総会との併催で開催された。
式典では、会費制の導入や組合員の増強、青年部、女性部の活性化など納税貯蓄組合が抱えている課題を解決するために、課題を解決した地区(署)連の活動に学ぶ「納貯活動の実践発表」を行った。
「全国納税貯蓄組合連合会創立65周年記念式典」における納貯活動の実践発表について
(1)コミュニティーにおける納税貯蓄組合の活動について 近藤 忠夫(東京・雪谷納税貯蓄組合連合会会長) |
(2)中学生の「税についての作文」募集について 福田 紳一(栃木・佐野税務署管内納税貯蓄組合連合会会長) |
(3)新規組合員の獲得について 廣瀬 哲夫(東京・まちだ納税貯蓄組合連合会会長) |
(4)青年部女性部の構築と納税貯蓄組合の活性化について 岩﨑 正朔(香川・丸亀税務署管内納税貯蓄組合連合会会長) |
(5)会費制の導入について 吉島 一良(埼玉・所沢税務署管内納税貯蓄組合連合会会長) |
(6)これからの納税貯蓄組合と役割について 坂本文比古(福岡・博多納税貯蓄組合連合会会長) |
実践発表が終わった後、飯島賢二会長が「納税貯蓄組合は国家、社会のために活動する社会貢献団体であることを認識しよう」と主催者式辞を述べた=写真。
続いて、田口貴美子副会長が「納税貯蓄組合は国民の貴重な財産である」と高らかに大会宣言した。