納貯法施行65周年記念式典を開催

全国納税貯蓄組合連合会

 納税貯蓄組合法施行65周年記念式典、全納連青年女性部第8回全国大会が全納連主催、関東信越国税局管内納税貯蓄組合連合会主管、国税庁後援により、11月25日、さいたま市のパレスホテル大宮で盛大に開かれた。
 当日は迫田英典国税庁長官ら来賓と納貯の役員、青年女性部員約500人が参加した。
 全納連の瀬古澤拡副会長の開会のことばに続いて、新井進全納連会長が式辞を述べた。新井会長は式辞で「私たちは、情熱と信念と大いなる誇りを持って、これからもゆるぎない納貯を築き、納税道義の高揚確立に向かって進んでいこうではありませんか」と訴えた。
 式典では、永年にわたり、納貯の事業発展に尽くした顕彰者の代表3名に対して、新井会長が表彰状を贈った。
 続いて、関信局連の島岡宏明青年部長が「納貯法65周年を契機に納貯組合の必要性を訴えながら、今後とも一人でも多くの仲間づくりをしていきたい」と意見発表を行った。
納税貯蓄組合は中学生の「税についての作文」を募集しており、本年度の優秀作品に入賞した三芳町立藤久保中学校3年生の鈴木佳音さんと学校法人佐藤栄学園栄東中学校1年生の山田一葉さんが作文を朗読した。作文は身近な生活を通じて税の大切さを述べており、参加者の感動を呼び起こした。
大会宣言では、瀬古澤関信局連会長が「自主財源確保に必要な会員名簿の明確化と、会費制導入等の組織改革を通じて活性化を図る」と宣言した。
最後に、迫田国税庁長官、上田埼玉県知事(代理)の祝辞があり、第1部の記念式典を終了した。
第2部の記念講演では、女流棋士の矢内理絵子さんを講師に招いた。矢内さんは自分の経験に基づいて、「将棋にも人生にも決断力、直観力、判断力、先を読む力などが必要」と熱く語った。
第3部の祝賀会では、納貯関係者が一体となって、楽しい会話が続いた。
 (写真は盛大に実施された記念式典)

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