【年頭所感】 納税貯蓄組合の役員、組合員の皆様へ
全国納税貯蓄組合連合会
会 長 飯 島 賢 二
納税貯蓄組合の役員、組合員の皆様に新春のお慶びを申し上げます。
昨年は新型コロナウイルスの感染症拡大により、納税貯蓄組合が長年にわたり、実施してきました「税の期限内完納運動」や「税の街頭キャンペーン」など各種イベントが中止または延期を余儀なくされ、納貯活動がほとんどの地域で縮小されたことは、真に残念なことであります。
そのような環境にあっても、リーフレットやチラシなど税の啓発物品を公共機関に配置したり、「税を考える週間」では、税の啓発PRを実施された地区(署)連もあります。
特に、中学生の「税についての作文」募集においては、多くの地区(署)連が従来どおりの学校訪問を取り止め、郵送や電話により募集活動を行うこととなりましたが、全国で4,877校から313,725編の作文が寄せられました。
これは、前年度に比べ、応募校数で65.3%、応募編数で54.3%となります。
これらの応募状況はコロナ禍というきわめて厳しい状況では予想以上の成果を上げたと、私は思っております。
これも、皆様が租税教育の重要性を十分に認識され、ご努力いただいた結果であり、そのご労苦に心より感謝申し上げる次第であります。
今年はコロナ禍がどのように推移するのか予断を許しませんが、教育関係者や関係機関のご協力をいただきながら、例年どおりの応募結果が得られるよう願っております。
「納税貯蓄組合とは …その理念と行動…」に「国家社会のために行動する社会貢献団体です」と謳われております。
私たちは納税貯蓄組合に課せられた使命と役割を果たし、社会の期待に応えることが重要であります。
皆様の一層のご支援、ご協力をお願い申し上げます。