役員研修会を開催

富山県納連

富山県納税貯蓄組合総連合会(深美修一会長)は10月21日、魚津市新川文化ホールで研修会を開催した。

この研修会は、富山県下4地区連が輪番制で開催しているもので、今年は、魚津地区連が主管となり、魚津税務署長の近藤茂氏が「税のよもやま話」を講演、富山税務署(法人課税事務担当)審理専門官付国税調査官の中橋文徳氏が「今知っておくべきインボイス制度」について説明した。

税のよもやま話では、近藤茂魚津署長が勤務経験した主任税務相談官、国税審判官の体験から、租税制度の改正と税に関する苦情相談から税務相談の対応への変遷、協議団、国税不服審判所への移り変わり等について講演があった。

次に、今後の国税当局のデジタル化について、将来は「あらゆる税務手続が税務署に行かずにできる社会」を目指して、年調ソフトの推進、スマホでできる確定申告の推進、キャッシュレス納付の推進、チャットボットの充実による相談等の取組が進められる予定と講演があった。

インボイス制度については、10月1日から適格請求書発行事業者の登録申請が開始された消費税について、適格請求書等保存方式の概要から、適格請求書の記載事項、端数処理の留意点、登録申請手続とその任意、登録申請のスケジュール等について、詳細な説明があった=写真。

この研修会には、富山県下から総勢25名が参加し、熱心に聴講し有意義な時間を過ごした。

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