租税教育
文部科学大臣賞の上田壮一郎さんが一日税務署長に
12月18日(火)、所沢税務署で「一日税務署長」が実施され、平成30年度中学生の「税についての作文」で文部科学大臣賞を受賞した上田壮一郎さん(学校法人文理佐藤学園西武文理中学校1年)が「署長」を務めた=写真。
梶田美佐子所沢税務署長から委嘱状を交付された上田一日税務署長は、模擬決裁を体験した後、税務署員等70名の前で署長訓示(作文朗読)を行い、税務署を訪れた人たちに「e-Tax」に関するチラシを配るなど、納税手続きの電子化をPRした。 所沢税務署管内納税貯蓄組合連合会(吉島一良会長)からは役員が参加したが、「税についての作文」の募集事業を署連組合員一丸となって行っている役員にとっては、感慨深いイベントとなった。
「税の作文」表彰式、朗読会を実施
所沢税務署管内納税貯蓄組合連合会(吉島一良会長)傘下の各市組合は11月中に、「税の作文」表彰式や朗読会を実施した。
税務署主催の「納税表彰式」での朗読は例年1~2名であるが、より多くの中学生や高校生に作品を朗読する機会を提供したいとの願いから、各市租税教育推進協議会の協力を得て実施し、今回で3回目となる。
朗読会は、「受賞者本人の朗読は力強く、聴き手の税への意識が高まる」と好評で、保護者や参加者へ税を理解してもらう良い機会となっている。
【飯能市納税貯蓄組合】
飯能市納税貯蓄組合(吉島一良組合長)は、11月10日に飯能市市民活動センターにおいて「税の作文表彰式」を実施した。
当日は、飯能市長賞、飯能県税事務所長賞や飯能市納税貯蓄組合長賞の表彰と同市納税貯蓄組合から記念品を贈呈した。
【狭山市納税貯蓄組合】
狭山市納税貯蓄組合(金子俊哉組合長)は、11月16日に狭山市市民交流センターにおいて「税の作文表彰式及び朗読会」を実施した。
表彰式では、狭山市優秀賞や狭山市納税貯蓄組合長賞等の表彰と文部科学大臣賞を受賞した上田壮一郎さんらが紹介された。
続いて行われた朗読会では、参加者10名の作文の朗読が行われた。
【所沢市納税貯蓄組合】
所沢市納税貯蓄組合(荒木章組合長)は、11月26日に所沢市のワルツホール所沢において「税の作文表彰式及び朗読会」を実施した。
表彰式では、所沢市長賞や所沢県税事務所長賞等の表彰と作文募集についての協力校へ感謝状を贈呈した。
続いて行われた朗読会では、参加者12名の作文の朗読が行われた。
【入間市納税貯蓄組合】
入間市納税貯蓄組合(小林昌幸組合長)は、地元メディア協力のもと優秀賞受賞者本人による朗読を収録し、エフエム茶笛や入間ケーブルテレビで順次放送した。
なお、入間市長賞等の受賞者へは、市長及び教育長が学校へ行き、全校生徒の前で表彰した。
租税教育の推進に貢献、国税庁長官から感謝状
埼玉・熊谷納連
埼玉県熊谷税務署管内納税貯蓄組合連合会(飯島賢二会長)は11月16日、藤井健志国税庁長官感謝状を受賞した。
今回の受賞は同会が、中学生の「税についての作文」募集において、中学校数や生徒数に対して毎年の応募割合がきわめて高く、租税教室も毎年開催するなど、正しい税知識普及に取り組んでいることが認められたもの。
感謝状受賞は12月16日の埼玉新聞にも取り上げられ、大きな反響を呼んでいる。 飯島会長は「今回の受賞は組合員、役員、代議員の皆様をはじめ、教育関係者など多くの方々のご協力の賜です」と話している。(写真は感謝状と埼玉新聞の記事)
大阪名所“通天閣”で「租税教育推進宣言式」を開催
青年部員による税の寸劇も実演
大阪・浪速区納連
大阪府浪速区納税貯蓄組合連合会(阪中雅博会長)は11月15日、大阪名所“通天閣”において、公益社団法人浪速納税協会及び近畿税理士会浪速支部と共催で、「租税教育推進宣言式」を開催した。
当日は、伊東迪之浪速納税協会長が、広く地域社会に租税教育推進運動を展開していくことを力強く宣言した後、中学生及び高校生の「税についての作文」優秀作品の表彰式を行った。
また、青年部会員創作による税の寸劇「お父ちゃんへの感謝をこめて♥私の租税教室」が披露された=写真。この寸劇は、「あるそば屋が税務署の調査受けた際、そば屋の主人が隠していた売上金(札束)を持って逃げようとした。何とかごまかそうとする父に、娘が租税教室で学んだ経験から、税金の計算をして正しく納税すべきことを諭す」というストーリーを笑いを交えて好演したもので、参加者は、改めて租税教育の大切さを実感した。
当日は中学生・高校生及び学校長、大阪国税局徴収部長・市税事務所長はじめ来賓の方々を含め約100名が参加した。
宇都宮納連が租税教育を実施
宇都宮税務署管内納税貯蓄組合連合会(塩濱茂夫会長)は11月1日、宇都宮市立横川中央小学校の6年生、46名を対象に租税教室を実施した。
始めに、児童はDVDの「マリンとヤマト 不思議な日曜日」を鑑賞した後、「税金クイズ」に挑戦、「森の中で1億円をみつけたら、どうするか」の問題に、答は様々で大いに。盛り上がった。
当日の講師は税理士の塩濱会長が務めたが、同会長は「当会には20名の税理士がいるので、今後は租税教育活動を推進することが出来る」と話している。
なお、同会は本年度から全納連の「租税教育推進署連」に指定されている。
中学生の「税の作文」表彰式を実施
東京・八王子納連
今年、第52回を迎えた中学生の「税についての作文」募集の入選者の表彰式が「税を考える週間」を中心として全国各地で行われたが、東京都八王子納税貯蓄組合連合会(山田功会長)、八王子税務署も11月21日、八王子市内のイベントホールで実施した=写真。
当日は、出席した中学生と保護者を前に、山田会長が「作文募集は中学生の皆さんに、税を正しく理解してもらおうと実施している。中学生の皆さんが税を真剣に考えてくれることに大きな意味がある」と挨拶した。
表彰式では、八王子納税貯蓄組合連合会会長賞や八王子税務署長賞など61人に賞状と記念品が贈られた。
さあー 作文審査がスタート
埼玉・熊谷納連
全国納税貯蓄組合連合会と国税庁の共催による中学生の「税についての作文募集」事業は今年で52回を数えることになった。
今年も、全国の地区(署)連では、「作文審査会」が始まった。
ここ、埼玉県熊谷税務署管内納税貯蓄組合連合会(飯島賢二会長)では、9月5日~7日の3日間、熊谷商工会議所大ホールで審査会を実施した=写真。
同会では毎年、PTA、退職校長会、朗読の会、税理士会、商工会議所・商工会、法人会、間税会、熊谷税務署、埼玉県税事務所と納税貯蓄組合の関係者に審査委員を委嘱している。88名の審査委員は目を真っ赤にしながら、真剣に作文を審査した。
なお、作文審査会は14日にも実施される。
熊谷納連の租税教室を埼玉新聞が掲載
2月8日、埼玉県熊谷市の桜木小学校で6年生を対象に租税教室が開かれました。講師は熊谷税務署管内納税貯蓄組合連合会事務局長の石田直樹さん。
その模様が埼玉新聞(平成30年3月6日)に掲載されたので紹介します。
作文優秀賞の中学生が一日税務署長に
東京・目黒区納連と目黒税務署が共催
東京・目黒区納税貯蓄組合連合会(岡田浩美会長)と目黒税務署の共催による中学生の「一日税務署長」が12月14日、同署で開催された。
平成29年度中学生の「税についての作文」で入賞したアンダーソン圭那さん(目黒区立大島中学校3年)と藤枝桃子さん(目黒区立第一中学校3年)の二人が一日税務署長に就任した。それに、商店街マスコットの「スマにゃん」と「ホイップるん」も参加した。
委嘱状の交付を受けた二人の“税務署長”はタスキをかけて、署長訓示を行った。その後、関係者60人の前で、アンダーソンさんが入賞作文の「人と国を育てる税金のしくみ」を、藤枝さんが「身近な税」を朗読した。
続いて、署内視察、模擬決裁を行うなど署長の仕事に励んだ。
この行事に参加した人たちから、「これは生きた租税教育だ」との声があがった。
租税劇「あおぞら町のパン屋さん」を公演
東京・目黒区納税貯蓄組合連合会
東京・目黒区納税貯蓄組合連合会(岡田浩美会長)は11月13日、目黒区内で租税劇「あおぞら町のパン屋さん」を公演=写真=、関係者約80名が観劇した。
この租税劇は租税教室を実施する際に同納連が上演しているもので、今回は6回目の上演となる。
今回の劇で取り上げられたのは消費税の話。老舗のパン屋さんが平成31年10月から実施が予定されている消費税率10%の引き上げと軽減税率の問題にぶつかって、積極的に対応する物語となっている。
なお、租税劇は「税を考える週間」行事の一環として、目黒税務連絡協議会(岡田浩美会長)が開いたもので、目黒税務署長を講師に招いての税務講演会も実施した。