熊谷署連「中学生の税についての作文」事業について
~作文数日本一の熊谷署連 審査とPRを行う~

埼玉・熊谷税務署管内納税貯蓄組合連合会

 令和7年度(第59回)「中学生の税についての作文」事業も管内全30中学校より作文が提出され、6,977作品が集まった。

応募提出率は82.5%と例年よりは少なかったものの、多くの中学生が、家族と話し合ったり、インターネットで調べたりして、自分なりに一生懸命作文に取り組んでくれた。

 また、夏休み前に租税教室を行ってくれる中学校もあり、生徒への周知にも協力的な学校もある。納貯側も教育長訪問や校長会での作文依頼、原稿用紙の学校配布など積極的に作文応募率アップに向けた取組を行っている。

租税教室の様子
租税教室の様子
集まった6,977作品
集まった6,977作品

 9月の3日から5日までの3日間で、1次から3次まで延べ86名のボランティア審査員が作文の審査に当たり、埼玉県連提出及び税務署長賞を始め署連表彰作品全54点選出した。審査員は、熊谷税務署幹部職員、大里地区退職校長会会員、関東信越税理士会埼玉県連合会熊谷支部会員、熊谷納貯役員、各中学校PTA役員などで構成されている。

 今後の予定としては、「税を考える週間」中の11月13日に行われる納税表彰式において優秀作品の生徒の表彰を行う。また、管内市役所やデパートなどに優秀作品の展示も行う。そして、地域FM「FMくまがや」と「FMふっかちゃん」の番組に税務署長賞を受賞した生徒さんに作文の朗読をしてもらっている。

更には、確定申告の際も税務署内に作文展示を行い、来署した多くの納税者の方に作文事業を知ってもらう機会を作っている。

また、今年度は12月に「作文報告会」を5年ぶりに計画しており、コロナ以降久しぶりに税務署・教育委員会・中学校長・納貯役員が集まり、作文の事業報告と結果確認、懇談会を行う。関係者が一同に会し、今年のうちから次年度に向けた取組を行うのである。

1次審査風景
1次審査風景

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