平成28年度 東総連研修会を開く

 東京納税貯蓄組合総連合会(酒井雄學会長)は8日、東総連の役員、地区(署)連の会長ら約70人が出席し、東京・上野精養軒で、28年度の研修会を開いた。

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 冒頭、笹本繁宏副会長(会長代理)が、「去る2月10日に、納貯法施行65周年・東総連創立60周年記念式典を行ったが、これを機会に組合員意識の向上と納税思想の高揚に一層努めてまいりたい」と挨拶した。
 研修会は東京国税局の管理運営課課長補佐の片平英重氏が「税の役割について」、同監理第6係長の川島孝夫氏が「国際課税について」講話した。
 片平補佐は①税は公共サービスの対価である、②自らの代表が、国の支出の在り方を決めること、自らが国を支える税金を負担しなければならないことは表裏一体であること、③税の使いみちを監視する(関心を持つ)ことも納税者として重要であることなどを強調した。
 川島係長は、国際的租税回避行為防止のための租税条約に基づく情報交換制度や国外財産調書の提出制度について解説した。

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