ご紹介します 今、輝いている納貯!

 納税貯蓄組合は役員の高齢化が進み、組織の硬直化などにより、活動が低下している。でも、租税教育の推進、研修の充実、広報活動の活発化など頑張っている納貯も多い。全納連・広報広聴部では、『今、輝いている納貯』を全国に発信し、納貯活動の参考としてもらいたい、との思いを込めて、「会と人」をズームアップすることにした。

 今回は神奈川・鶴見区納税貯蓄組合連合会と植原信吉会長、斉藤英雄副会長、畑重子副会長にご登場いただいた。同会は全納連が指定する「活性化推進モデル署連」である。

「社会で必要な人になれ」 鶴見区納連・植原信吉会長

 平成27年12月17日(木)、鶴見区納税貯蓄組合連合会(神奈川県横浜市)会長・植原信吉氏ほか3名の副会長は、日本有数の暑い街で有名な埼玉県熊谷市にいた。
 当時、熊谷税務署管内納税貯蓄組合連合会(飯島賢二会長)は、中学生の税の作文募集事業で応募作品数全国第1位、学校応募率100%、生徒応募率90%を超える実績を誇り、暑いだけでなく、本当に熱い活動を実践していた。「熊谷から学べ!」植原会長の一言で、意見交換会が実現したのであった。
 以来約2年余が経過、鶴見区納連は徐々にだが、でも確実に変わってきた。
 早速、インタビューに伺った。

 *まず作文募集事業を変えた。
 熊谷に倣って管内すべての学校が参加する、応募率100%を目指した。あと1校で100%達成、何とかここまで追い上げた。校長会には納貯の役員のみならず、必ず税務署長に出向いてもらい、先生方に直接お願いをしていただく…鶴見税務署長は快く受けていただき、校長先生方とのコミュニケーションが、抜群に良くなった。

 *次に会員拡大である。
 口コミをフルに活用して、まず4人の新人が仲間になった。男性3人、女性1人である。直近の目標は、現在33人いる会員を倍、60人以上に増強したいと思っている。その一つの方策が「賛助会員」制度である。
 今、法人会、青申会、間税会、税理士会更に酒販組合の各納税協力団体に呼び掛け、青年部5名づつの出向をお願いしている。この25名の若者が、将来的には納貯を担っていただくよう、育んでいく予定である。これを機に、各団体相互の交流を活発化し、お互いの相乗効果を図っていきたいとの希望である。

 *会費制の導入…熊谷訪問直前に、会費制の導入を決めたが、積極的賛成の人は少なく、運用がスムーズに運ばなかった。根気良く、丁寧に説得し続けた今、年間3,000円の会費は全員が納めてくれている。おかげさまで、熊谷の事例が、背中を押してくれたと思っている。

 *新規事業を2つ、昨年から「会報誌」をB判からA判に衣替えした。
横浜市から18万円/年の助成金をベースに、更に広告収入化を図り、A4版カラー、年1回2,000部を発行、鶴見区一円、各商店街、120の自治会等に配布、情報発信を実施している。
 そして、今年是非とも実施したい企画が「研修旅行」である。熊谷への研修は、鶴見区納連を蘇らせたといっても過言ではないぐらい、素晴らしいものだった。この体験を一握りの正副会長に留めることなく、会員全員に体験してもらいたい、そんな思いを具現化できる、日帰り研修旅行を考えている。

 植原会長は埼玉生まれ、1961年に鶴見に移住したと聞くと、何か、熊谷との不思議な縁を感じている。
埼玉で、村長を務めていた父の遺言を、ひと時も忘れたことはないという。
 「社会で必要な人になれ」…この言葉が植原会長、そして強いて言えば、鶴見区納連の原動力になっている。今回のインタビュイー(インタビューを受ける人)は、斉藤英雄副会長及び畑重子副会長であった。お二人とも正に、「社会で必要な人になれ」との発想のもと、納税貯蓄組合活動に邁進している。
 鶴見区納連、これからまだまだ進化が続きそう、決して見逃すことができない「活性化モデル署連」の一つである。 ありがとうございました。

(インタビューは飯島賢二広報広聴部長)


※「頑張っている納貯」をお知らせいただき、資料等を全納連事務局までお送りください。本欄で随時、紹介いたします。本企画が納貯活動の活性化に結び付くことを願っております。

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